PC-6000,6600情報誌 SAVE第14号特別版

今号の内容

・PC−6000 ハード&ユーティリティー
・MUSICコーナー
・こんなソフト知ってるか
・お知らせ
・編集後記

 私個人、4月になってからは非常に忙しくなりSAVEの運営が今までどう
りスムーズにできなくなってしまいました。
とはいってもまだSAVEがなくなるわけではないので安心して下さい。
 昨年の今ごろはベーマガにSAVEが紹介されていたせいか、入会者がぞく
ぞく入ってきて大変嬉しいかぎりでした。
また、その会員の会員期限が切れる時期でもあるので、その中で継続してくれ
る会員がどれくらいいるのかが興味あります。
SAVEではこれ以上、雑誌等に紹介しないつもりなので、新規入会者は出な
いと思います。
したがって年々会員が減少しています。
もし、会員の中でSAVEを紹介したいという人がいれば雑誌などに紹介して
もかまいません。
載るこつは、会報を送ることです。
SAVEでは今まで3種の雑誌に紹介しましたがいずれも載りました。
今、P6ユーザーが読んでいる雑誌はベーマガ位でしょう。(他の機種を持っ
ているひとは別ですけど)
現在いる会員の中でP6を大いに盛り上げましょう。

<PC−6000 ハード&ユーティリティ>

 前号のフルエラーメッセージのモード3〜5対応版が出来ましたのでお知ら
せします。
また、前号のプログラムにバグがありましたのでそれからお知らせします。
 SAVE13号12版のP2の1170行とP3の1800行を下記の様に
変更して下さい。
1170 K=I+65534:PoKE S+5,K−INT(K/256)
*256:PoKE S+6,INT(K/256):K=K+1
1800 DATA 21,30,04,E3,21,00,00,CB
                              
 次に、モード3〜5対応版の変更、追加、削除点です。
・変更 下記の行番号を下記の様に変更してください。
1100 M=PEEK(&HFE65)+1:P=PEEK(&HFD8C)
1110 IF M=5 THEN P=1
1180 FoR I=1 To 40
1200 oN P GoTo 1122,1124,1126,1128
1250 PoKE&HFF91,&HD0:PoKE&HFF92,INT
((S+65536)/256)
・追加                          
1122 CLEAR50,&HF2CF:S=&HF2D0:GoTo 1140
1124 CLEAR50,&HD8CF:S=&HD8D0:GoTo 1140
1126 CLEAR50,&HB8CF:S=&HB8D0:GoTo 1140
1128 CLEAR50,&H98CF:S=&H98D0:GoTo 1140
1300 DATA Field overflow
1310 DATA Internal
1320 DATA Bad file number
1330 DATA File not found
1340 DATA Bad file mode
1350 DATA File already open
1360 DATA Disk I/o
1370 DATA File already exist
1380 DATA Disk full
1390 DATA Input past end
1400 DATA Bad file name
1410 DATA Direct statement infile
1420 DATA Bad allocation table
1430 DATA Bad drive number
1440 DATA Bad track/sector
1450 DATA Rename across disks
1460 DATA Sequential put
1470 DATA File not open
1480 DATA File write protect
・削除
1130行
 なお、モード1,2の場合は前号のプログラムだけでokです。
 INPUTしたキーをYキーかNキーかを聞くようなとき、意外にわずら
わしいものです。
IF A$=”Y”orA$=”Y” THEN〜 等としないといけない
し、「かな」キーを押して、かなモードに入っているときは平仮名と片仮名
のチェックも同時にするか、英数モードにするように促さないといけません。
そんなことをもっと簡単に出来ないかと思って作ったのが次のユーティリテ
ィです。

 機能:指定した文字列の中で、英小文字か片仮名があれば、英文字か平仮
名に置き換えたものを別の文字列として返す(指定した文字列は変わらない)
 書式:A$=USR(B$)
    ↑変換後の文字列↑変換前の文字列

 ただし、これには欠点があり、変換後は、元はどういった文字が並んでい
たのか分かりにくいことです。
変換しても差し支えないときに使うとか、目的によって使い分けるようにし
ないといけ
ないと思います。
下記に簡易プログラムを載せます。適当に改造してください。
10 FoRAD=&HF000 To &HF034
20 READA$:PoKEAD,VAL(”&H”+A$)
30 NEXT AD
40 PoKE&HFAEB,0:PoKE&HFAEC,&HF0
50 END
100 DATA CD,FC,31,7E,47,23,23
110 DATA 7E,23,66,6F,78,E5,F5
120 DATA CD,82,30,F1,E1,47,B7
130 DATA 28,1A,7E,FE,61,38,06
140 DATA FE,7B,30,02,E6,5F,FE
150 DATA A6,38,06,FE,DE,30,02
160 DATA EE,20,12,13,23,10,E6
170 DATA C1,C3,B0,30

<こんなソフト知ってるか第11回>

 今回は日本テレネットのアメリカントラックとアルバトロスについて御紹
介します。
 アメリカントラックとアルバトロスはPC系のほとんどの機種でプレイす
ることができます。
アメリカントラックの難易度はP6が一番難しいと思います。
P6版は黄色いバス(?)がやたら多く出てくるのでスコアが減る一方で3
面クリア時点で0点ということもあります。
特に難しいのは4面の後半で、まん中に細道が車2台分しかなく、ちょっと
でも自車がぶつかるとすぐに路肩にはみ出て1台壊してしまいます。
 次にアルバトロスですがこれは88版などで拡張コース等いろいろ出てい
ますのでわかると思いますが、6000版の欠点はホールデータを記録出来
ないことです。
ですから一度電源を切ったらハンディが40からやりなおしとなります。
しかし、P6はディスク版でやる方がホールデータを読み込む時間が短くて
便利です。
 次回から内容を少し変え、P6ソフトでおもしろかったと思った(自分が)
ソフトを少しずつ紹介していきます。
 読者のみなさんでこんなソフトがおもしろかったといったソフトがありま
したらこのコーナーまでお知らせ下さい。
その場合、タイトルとその内容とどういうところが気に入っているかなどと
いうことを書いて下さい。
評価は5段階でも何でもよいですから自分流の評価を書いて送って下さい。

<求む> 

 次のハード、ソフトがありましたら適価で買います。自分が持っていて必
要が無くなったり、近くの中古屋で見つけたという方がいればお知らせ下さい。

・ハード
 PC−6001(パピコン),PC−6601,PC−6601SR,P
C−6006(ROMRAMカートリッジ),PC−6031(5インチフ
ロッピー),PC−PR103(PWP−100用プリンタ),PC−60
m54(スーパーインポーズユニット),PC−6061SR(PS−23
2Cボード),PC−6044SR(RFコンバータ)

・ソフト
 NEC,コナミのP6用カートリッジソフト

<お知らせ>

 SAVEでは編集スタッフを募集しています。
SAVEに毎回原稿を出したいという人がいれば連絡して下さい。
早速、原稿依頼をします。
対象は、CG,ゲーマー、ハード担当です。
特にCGにくわしい人の協力をお願いします。
 次にハード関係のお知らせですが、今まで見向きもしなかったパソコン通
信関係に灯がつくことになりそうです。
現在、構想を思案中ですがそれによると、自作RS−232Cボードを製作
しホストを通し、通信しようというものです。
これが実現すると、我大学のクラブのコンピュータとアクセスできるという
ものですが、大学側の了承を得られないかぎり実現できません。
通信ボードはPC−6000シリーズ全機種に対応させる予定です。
市販のRSボードはまず手に入らないと思いますから。(PC−6061,
PC−60m61,PC−6061SR)
また、それに対応するソフトもP6のほかに、FM−77AV,PC−88
00シリーズ、PC−9801シリーズ、X1シリーズと開発していく予定
です。
まあ、こういう大がかりな計画は実際に決まってから書けばいいかもしれま
せんがあえて書きました。
P6版RSボードを作るにあたり、P6本体の回路図(RS−232CI/
O関係)があると便利です。
もし、mkーやSRの回路図を持っている方がいれば提供して下さい。(パ
ピコンは持っています。)宜しくお願いします。                   

<MUSICコーナー>

 これからは本当の音楽作りについてやっていきたいと思います。
PSGでのドラムの作り方がわからないという人がいましたので少しこのこ
とについて説明をしていきたいと思います。
 PSGの場合、ノイズを使ってドラムらしき音を出すのですが、まず、そ
のノイズを出すチャンネルの決め方ですが、
”PLAY Aパート,Bパート,Cパート”
ということにしますと、各パートでノイズを出すことができるのですが、そ
れを設定するのにはレジスタ7を書き換えればよいのです。
方法は11号でも説明しましたが簡単にもう1度説明すると、

 SoUND 7,○○
とするのです。○○の部分の数の求め方ですが
 Aパート:普通の音B1 ノイズB8
 Bパート: 〃  B2  〃 B16
 Cパート: 〃  B4  〃 B32

 それぞれの数の使用しない部分の数値を足してしまえばよいのです。
例えば、Cパートをノイズにしたい場合、A,Bパートのノイズを使わず、
Cパートの普通の音を使わないので、
 8+16+4=28 つまりSoUND 7,28とすればCパートがノ
イズになるのです。
ただこれだけだとつながったノイズになるのでSコマンド、Mコマンドなど
でドラムっぽくするのです。
S9M2000〜10000あたりで試してみてください。この続きはまた
次回で。
 次に、前回のSoUND文プログラム集が好評でしたのでその続編を紹介
します。

1.無題 モード、ページ任意

10 SoUND 1,0:SoUND 3,0
20 SoUND 5,0:SoUND 0,120
30 SoUND 0,120:SoUND 2,90
40 SoUND 4,120:SoUND 13,8
50 SoUND 12,80:SoUND 11,0
60 SoUND 10,16:SoUND 7,240
70 FoR I=0 To 1000:NEXT
80 FoR J=1 To 5:FoR I=1 To 15
90 SoUND 6,64−I/2−5:SoUND8,I
100 SoUND 9,I:NEXT I
110 FoR I=15 To 1 STEP −2
120 SoUND 8,I:SoUND 9.I
130 SoUND 6,64−I/2−5:NEXTI
140 FoR I=0 To 100:NEXT I,J
150 FoR I=0 To 1000:NEXT I
160 EXEC&H1BB3

2.列車 モード1〜4、ページ任意

100 SCREEN1,1,1:CoNSoLE0,16,0,1:Co
LoR1,,1:CLS:L=1
110 PRINT”ふつうに とおっている でんしゃ の おと”:V
P=09
120 SoUND0,05:SoUND1,66:SoUND6,10:
SoUND7,54:FoRI=0To10
122 SoUND9,6
130 SoUND8,I:FoRJ=0To50:NEXTJ,I         140 SoUND2,2:SoUND3,3:SoUND9,16
147 SoUND4,55:SoUND5,60
150 SoUND10,10:SoUND7,VP
160 FoRI=0To6:SoUND12,14
170 SoUND13,2:FoRJ=0To50:NEXT
180 SoUND13,1
190 FoRJ=0To350:NEXT
195 SoUND10,INT(RND(1)*3)+9
200 SoUND13,2:FoRJ=0To50:NEXT
210 SoUND13,3:FoRJ=0To80:NEXT
220 NEXT
230 FoRI=10To0STEP−1:SoUND8,I:SoUN
D9,I:SoUND10,I
240 FoRJ=0To50:NEXTJ,I
250 oNLGoTo260,270,280,300
260 PRINT:PRINT”しんがた の れっしゃ の とおる 
おと!?”:VP=56:L=L+1:GoTo120
270 PRINT:PRINT”とおく を とおる れっしゃ のおと
!?”:VP=54:L=L+1:GoTo120
280 PRINT:PRINT”てっきょう  を とおる れっしゃ!
?”:L=L+1
290 VP=07:GoTo120
300 END

3.電話の音 モード、ページ任意

10 CLS:PRINT”1− でんわ の おと ”:PRINT”2
 − はなしちゅう のおと”:INPUT”どちら”;A
20 IFNoT(A=1oRA=2)THENGoTo10
30 IFA=2THENGoTo120:IFA=1THENGoTo40
40 PRINTCHR$(7):FoRA=1To10
50 SoUND7,60:FoRI=0To15
60 SoUND2,33:SoUND1,49:SoUND3,17
70 SoUND9.2:SoUND8,3
80 SoUND8,9:SoUND9,10
90 NEXT
100 SoUND7,63:FoRK=0To200:NEXT
110 NEXT:GoTo 10
120 REM
130 SoUND1,0:SoUND3,0:FoRA=1To10:So
UND7,60:FoRI=0To15
140 SoUND0,16:SoUND3,17
150 SoUND9,4:SoUND8,3
160 NEXT
170 SoUND7,63:FoRK=0To200:NEXT
180 NEXT:GoTo 10

<お知らせ>

 テクノポリス別冊 ムック 有名ゲーム「忍」カンタン改造法BEST11
1のP6関係の記事を持っているかたがいればSAVEまで連絡ください。
 今回もアンケートをしますので、アンケートに答えて送ってください。
それに加えて分割入力の参加者も募集しますのであわせて記入してくたざい。
まだ分割入力について理解していない人がいるのでくわしく説明します。
 例えば、分割入力者が6人いたとします。SAVEが用意した雑誌に載って
いるソフトのプログラムリストを6等分して、それぞれに送ります。
入力者はその送られたリストだけを入力して、SAVEに指定した期日までに
テープ又はディスクにセーブして送ります。
SAVE側では全員のリストが集まり次第、全リストをメージして完成したプ
ログラムを入力者全員に送ります。
入力者は1/6の入力だけで1つのソフトが完成するというわけです。
従って、参加者が多ければ多いほど1人の入力割合が少なくてすむのです。
現在、参加者は5人いますがもっと増やしたいのでぜひ参加をお願いします。

       編  集  後  記

・今回は非常に忙しかった(毎回のことですね)。(編集担当)
・SAVE第15号は9月中旬の発行予定です。

  SAVEアンケート(14号付録)

1.会員番号         2.名前

3.SAVEに対するイメージ(○印をつけてください。)

 A.明るい B.少し明るい C.まあまあ D.いまいち

4.会報SAVEの内容について

 A.とてもよい B.よい C.普通 D.いまいち

 .4について答えた理由をお書きください。




 .貴方が現在持っているP6関係の雑誌名(年月号も)や図書名をすべ
て書いてください。(分割入力の参考にするため)




 .SAVEに載せてほしい記事がありましたらお書きください 




 .SAVEに対しての要望がありましたらお書きください。



 .分割入力について
  参加する      参加しない   すでに参加している 

 0.近状報告をお願いします。(裏も利用して下さい。)



      御協力ありがとうございました。

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