PC-6000,6600情報誌 SAVE第25号特別版

 ついにSAVEは25号をむかえることができました。これもみなさんのお
かげです。ありがとうございます。25号までの会員は現在14名です。全盛
期で約40名いたのに比べると寂しい感じがします。とりあえず発足当初の目
的の25号は果たすことができました。今後のSAVEの運営についてはまっ
たくの未定です。くわしくはお知らせをご覧下さい。

<緊急速報>

 前回でRS−232Cボードができ、購入者のアンケートももらいましたが、
実験しているうちにプロトタイプにバグが発生しました。実は送信終了の信号
が出ていないのです。従って、RS−232Cから常に信号が出っぱなしにな
っています。また、正しく送信できません。(600ボーでも)これはプロト
タイブの配線がまちがっているものと思われます。担当はハードですので私に
はわかりません。(製作者本人でないとわからないでしょう。何しろ配線がむ
ちゃくちゃなもんで・・・。)99%できたと思われたRS−232Cボード
がここにきていきずまってしまいました。(イメージスキャナがあれば現物を
おみせできるのに・・・)購入者のみなさんにはたいへん申し訳ないと思いま
すが何とか原因を究明してバグとりしたいと思います。万が一失敗してしまう
と当局は大損害を受けてしまいます。また、PC−6061SRは少なくとも
PC−6601には作動しないことが明らかになりました。従って、当局が現
在製作しているRS−232CボードはPC−6061SRをもとに製作して
いるので完成してもSRしか動作しないでしょう。何か変わったことがあれば
本人に連絡します。

<便長ユーティリティ>

 今回はカーソル反転プログラムを紹介します。このプログラムは、表示画面
が文字モードかセミグラフィックモードの場合には、カーソル位置に表示され
ている文字を反転させます。グラフィックモードの場合には、何も実行しませ
ん。

D800          START:
D800 212ED8     LD   HL,MSG
D803 CDCF30     CALL 30CFH
D806 CD0529     CALL 2905H
D809 D8         RET  C
              ;
D80A          LooP:
D80A 23         INC  HL
D80B 7E         LD   A,(HL)
D80C B7         oR   A
D80D 28F1       JR   NZ,NoTGR
D80F 47         LD   B,A
D810 CDC726     CALL 26C7H
D813 3E14       LD   A,14H
D815 B8         CP   B
D816 2005       JR   NZ,NoTGR
D818 23         INC  HL
D819 7E         LD   A,(HL)
D81A CDC726     CALL 26C7H
D81D          NoTGR:
D81D 3E1D       LD   A,1DH
D81F CDC726     CALL 26C7H
D822 E5         PUSH HL
D823 CD9111     CALL 1191H
D826 E1         PoP  HL
D827 3E1C       LD   A,1CH
D829 CDC726     CALL 26C7H
D82C 18DC       JR   LooP
              ;
D82E          MSG:
D82E 0D0A494E   DEFB 0DH,0AH,
D832 50555420        ’INPUT’,
D836 00              0
              ;
D837            END

  実行は、EXEC&HD800で実行します。
 次に、BSAVEされたマシン語ファイルのスタート、エンドアドレスの表
示プログラムを紹介します。このプログラムでは、BSAVEされたファイル
のみ有効です。BASICファイルでは意味がありません。

100 INPUT ”file name”;N$
110 oPEN N$ AS #1
120 FIELD #1,1 AS SL$,A AS SU$,1 AS
 EL$,1 AS EU$
130 GET #1,1
140 S=ASC(SU$)*256+ASC(SL$)
150 E=ASC(EU$)*256+ASC(EL$)
160 PRINT ”start address = ”;RIGHT$
(”000”+HEX$(S),4);”H”
170 PRINT ”end   address = ”;RIGHT$
(”000”+HEX$(E−1),4);”H”
180 PRINT ”size          = ”;RIGHT$
(”000”+HEX$(E−S),4);”H”
190 CLoSE



<雑談コーナー>

 先日(3/29)友達と鈴鹿へロードレース日本GP(バイクのレースです)
を見に行ってきました。GP−1(500cc)クラスでは私はウェイン・レ
イニーのファンなのですが、彼はけがの後遺症からか全く振るわず、結局去年
レイニーと王座を争ったマイケル・ドゥーハンが優勝しました。雨のレースだ
ったのですが、ウェットコンディションで何よりおもしろいのは転倒でしょう。
私は逆バンクのところで見ていたのですが世界のトップライダーが目の前です
っ転ぶなんてなかなか見れるもんではありませんよ。などと思いながら寒さに
こごえながら見ていました。
                       (6819)
SAVE:この原稿は4月4日に届いたものです。遅れてしまって申し訳あり
ません。

 私は4月から社会人になりまして、今では新人研修を受けています。研修の
内容は初めのうちはコンピュータ入門などをしていましたが、今ではC言語を
習っています。4人で1台のパソコン(PC−9801シリーズ)で実習をし
ていますが、大半の方がC言語を使うどころか、パソコンにも触ったことがな
い人ばかりなのに、C言語へ入ってから1週間でポインタのところまで来てい
ます。やはりSEやプログラマとして入社される方は多少の知識を持っていな
いとかなり辛いと思います。将来SEやプログラマになりたいと思っている方
は、その辺を考慮して、職種を選ぶことをお勧めします。         
    (6262)

SAVE:この記事は参考になります。しかし、会員のみなさんは少なくとも
P6に触っているので知識は持っているでしょう。

 F−1はウィリアムズがぶっちぎりでほとんどテレビを見ていません。今は
野球がおもしろいです。何しろ巨人は最下位で阪神ががんばっているからです。
特に阪神の亀山のおかげで現在の順位を保っているといっても過言ではないで
しょう。巨人が最下位のおかげで巨人戦は広島戦などと2元中継をしています。
特に、北海道は巨人戦重視なので今年は負けの数が多いので喜んで見ている次
第です。しかし、他の試合も見たいのですが、これは衛星放送でやってくれる
のでありがたいです。

<MUSICに親しむ>

 私が担当するMUSICコーナーは今回が最後と聞き、次回から別の人がや
ってくれる(だろう)と思いますので、今回は今までやった復習をしてみまし
ょう。
 今までにどんなことをやったかをバックナンバーを片手に取り上げてみまし
ょう。
 MUSICの記事でいちばん始めに登場したのは2号でその時はMUSIC
ソフト関係というタイトルでその時はPSGで同じ音できざむと音がつながっ
てしまうという話をしています。3号ではパソコンミュージックコーナーと題
してSoUND文の内容をoUT文で代用できるという話、4号ではPSGの
エコーの話、6号ではSoUND文のパラメータの話、7号ではSoUND文
を機械語に変換する、8号ではソフトエンベロープの話、9号ではPSGのド
ラムについて、10号ではトーンとノイズのミックス、11号ではSoUND
文を使った音階、12号ではマシン語での音楽演奏、13号ではSoUND文
プログラム集、14号ではPSGドラムの作り方、16号、17号、18号で
サウンドLSIモニタの説明、19号ではFM音源のパート数割り振りのテク
ニック、20号では<MUSICに親しむ>と題して実際のPSGドラムの鳴
らし方、21号ではMIDIについて、22号では音階の理論、23号ではF
M音源について、(24号はなかったのですね)以上を紹介しました。これで
だいたいのことはわかったかと思います。
 これらがわかったからといっていざ楽譜に載ってある曲を打ち込もうとして
も楽譜が読めなければ何にもなりません。簡単に説明しますと、一般の楽譜は
だいたいト音記号とヘ音記号で書かれています。楽譜は五線譜で書かれていて、
それぞれの線を下から順に第1線、第2線…、第5線と呼ばれ、線と線の間を
下からそれぞれ第1間、第2間、…、第4間と呼ばれています。ト音記号で書
かれている音は第3間の音をo5C(ド)としています。ヘ音記号は(主にベ
ースで使用されている)第2間をo3C(ド)としています。あとは線と間を
交互に数えて上にいくたびに音階が上がり、下にいくたびに音階が下がります。
あとは#とb(フラット)ですが、#は半音上がり、bは半音下がるというこ
とです。例えばト音記号のあとに#が2つついていたらドとファに#がつくと
いうことです。あとは拍数ですが、例えば3/4は基本的に1小節の中に4分
音符が3つあるということで、7/8は1小節の中に8分音符が7つあるとい
うことです。
 まずはゲームミュージックなどでPSGの使われている曲を見つけて、それ
を入力して聴き比べるのもよいでしょう。PSGでしたらだいたい似ているで
しょう。ただ、ビデオゲームではPSGチップを2枚ついたものが多いので6
重和音になっているものが結構あります。
 以上でMUSICに親しむ、一通りのことは終わりましたが、次回からは別
の人がやってくれる(はず)と思います。その人に期待しましょう。それでは
お元気で。

<P6ゲーム紹介>

 最近は98やX68に押されてP6なんて知っている人は少なくなっている
今日この頃、唯一今でも取り上げているベーマガにはただ驚くばかりです。
 今回はあの幻のゲーム、ドンキーコング3大逆襲を紹介します。このゲーム
はドンキーコングシリーズの第3弾でマリオが殺虫剤を持ち、画面中央にある
虫の巣にドンキーコングがいて下に降りてこないように殺虫剤をまくといった
ゲームで、コングが下に落ちるとゲームオーバーになります。このゲームは6
601用ディスクバージョンのみでのメディアとなっています。P6としては
珍しく、面ごとにロードするからです。ロードランナーのテープバージョンで
出してもらいたかったです。以前、会員がこのソフトを所有していて借りたこ
とがありましたが、なかなかおもしろいゲームでした。だれか所有してませんか?
分類 ST 内容 4 操作性 4 サウンド 3
<お知らせ(お願い)>

 SAVEでは、26号以降の編集部員を募集しています。当方は来年就職で、
いろいろと忙しくなってきました。また、編集作業もこれまで編集担当者に任
せてきました。しかし、彼も就職活動などで忙しくなり25号で(今号)引退
することになりました。従って、今後の業務はほとんど代表の私がやることに
なりました。私も就職や卒論などで忙しくなってきています。従って、会報編
集のほとんどをどなたかに委託しようと思っています。SAVEを存続される
ためにもどなたかやってくれないでしょうか。委託する内容は次の通りです。
@会報SAVEの原稿書き(MUSIC、便長ユーティテリティ、P6ゲーム紹介)
A会報SAVEの編集(一太郎入力)
 その他、各自で編集後記を書く、といった内容です。私が手がけるのは相撲
コーナーと雑談コーナーとP6周辺機器カタログです。発行までの流れを次に
示します。
@代表の私が相撲コーナーと雑談コーナーの原稿を委託者に送る(フロッピー
か印刷済みで)
A委託者側で、その他のコーナーと合わせて編集する。
Bできあがった会報はフロッピーにSAVEして当局まで送る(メディアは5
インチでも3.5インチでも可能)。
C印刷、発行は当局で行なう。
 SAVEの編集を委託してくれるという会員がいましたら当局までお知らせ
下さい。さらにくわしい説明をします。もし、どなたもいらっしゃらないよう
でしたら最悪の場合発行時期が延長されるかもしれません(年3回くらい)。
SAVEが終わることのないようにご協力をお願いします。

       編  集  後  記

・ついに会報を編集することができなくなってしまいました。これからいろい
ろと忙しくなるからで申し訳ありません。どなたか私に代わって編集担当にな
って下さい。     (編集担当)
・現在大相撲と同じようにSAVEは横綱がいない(暇な人がいない)状況に
あります。ぜひ編集作業を委託してくれる方に期待します。私だけでは非常に
シビアです。本当ならSAVEを終わらせても不思議ではないのですが、会員
のためを思って(P6の灯を消さないように)SAVEを続けている次第です。
(代表)
・SAVE26号の発行は未定です。委託者がいれば7月下旬にでも発行でき
ますが、いない場合、9月頃になると思います。

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