PC-6001mk2の電源を蘇らせよう!

 PC−6001mk2等は、電解コンデンサが劣化しやすく、電源を入れても、スイッチが入らないという方も多いのではないでしょうか?たいていは、これらのトラブルが多く、電源部分を取り替えるだけで蘇ることができます。そこで、今回は、AT互換機の電源部分を代用させて復活させようという試みを行いました。情報を提供していただいたmomocanさんに感謝いたします。
なお、この紹介はあくまでも参考資料であって、実際に作業をする際は各人の責任において行ってください。万が一本体及び人体等に障害が起きても、当方は一切責任を負いませんので、ご理解の上、十分注意して作業を行ってください。



図1 コネクタを切り取った後の純正電源の図です。


図2 純正電源から切り取ったコネクタとAT電源のケーブルを圧着端子で接続した図です。
ちなみに、P6の電源部分は、
+5V 赤
COM 黒
+12V 橙
S.D 黄
-12V 青
対応付けは、
コネクタ側 - AT電源側
赤 - 赤
黒 - 黒
橙 - 黄
青 - 青
黄 - (OPEN)
となっています。

図3 改造したケーブルを本体に組み付けた状態です。電源コネクタの左にあるキーボード用コネクタを2つとも外した状態で撮影しました。

図4 改造完了・組み立て完了後の図です。

図5 動作確認中