PC-6032もどきを作ろう!

 PC−6031の増設ドライブ、6032を作ってみようと思います。今回使うドライブは2Dのドライブです。情報を提供していただいた加藤さんに感謝いたします。
なお、この紹介はあくまでも参考資料であって、実際に作業をする際は各人の自己責任において行ってください。万が一本体及び人体等に障害が起きても、当方は一切責任を負いませんので、ご理解の上、十分注意して作業を行ってください。



図1 PC−6031の背面で拡張用電源のアップ部分です。


図2 5インチドライブの電源部分のアップです。この二つをつなげば、裸ドライブのまま増設ドライブは動きます。
拡張用電源の下にGND、GND、12V、5Vと張り紙がしてありますが、これは、青い部分の4つの穴の位置がこのようになっているという意味です。


図3 裸ドライブに接続するケーブルです。上の写真は電源ケーブルです。下の写真は右側が5インチと3.5インチを変換するケーブルです。
それに左側のフラットケーブルをつなげます。


図4 PC−6031と裸ドライブを接続したところです。ここで大切なことがあります。大変重要なことです。
裸ドライブのディップスイッチは、0にします。増設でドライブ2だから・・・・なんて思わず、0に合わせます。
これでちゃんと動きます。簡易PC−6032の完成です。それでは実際に動かしてみましょう。


図5 正面から撮った図です。


図6 ユーティリティを立ち上げました。さて動かしてみましょう。



図7、8 ドライブ1、ドライブ2のアクセスしているところです。


図9 蛇足ですが、増設を3.5インチにしてもOKです。


図10 先ほど増設ドライブのディップスイッチを0に合わせる・・・・と強調しました。
それならば、PC−6601で使った5インチのドライブはドライブ1のディップスイッチが0なのだから、
これはそのままPC−6032もどきに使えるではないかということに気がつきます。


図11 PC−6031に接続したところです。今度は、拡張用電源に接続する必要はありません。


図12 ユーティリティを立ち上げたところです。


図13 ドライブがアクセスしているところです。PC−9831−4Wの方の筐体ドライブですがドライブ2は、今回の場合使えません。


図14 ドライブ2も、ディッブスイッチを0にすれば使えます。files 3 とすればアクセスします。
しかし、それだとPC−6601で使えなくなるし、それに、ドライブ3も必要ありません(笑)


図15 無事に終了したところです。


図16 増設を3.5インチに変えても使用出来ますということです。
このとおり、5インチから3.5インチにコンバートでき、また、その逆も可能です。
PC−6601で作った3.5インチのドライブと5インチのドライブは、こういうところにも生きてきます。


図17 他の2機種についての様子です。PC−6001でも、この増設ドライブは 見事に動いてくれました。


図18 今度は、PC−6001mkUSRです。1枚目の写真は、ユーティリティディスクを立ち上げた画面です。
ここで、4を入力しますと次の画面(2枚目の写真)です。
「このプログラムは 2だいのドライブを つかってディスクを コピーします。」
というメッセージが出てます。このメッセージが出ましたらドライブ2も認識していることになります。


図19 実際に実行しますとドライブ1からドライブ2にコピーされます。